体のニオイ(2)
脇の下・生殖器・足の臭い
■脇の下
悪臭の代表といわれているワキガの臭いは、周囲の人も気になります。それ以上に本人が気にしてしまい深く悩ませてしまうのがワキガというものです。
脇の下には、アポクリン汗腺と呼ばれる分泌腺が集まっていて、これが特殊な臭い物質が分泌されます。ですから、誰もが多少なりとも脇の下は臭うものです。
本来、アポクリン汗腺から分泌される臭い物質は、異性を魅きつけ性欲を高めるニオイそのものなのです。
体毛にはニオイを吸収して、拡散させる働きのあることを考え合わせれば、アポクリン汗腺から分泌されるニオイの本当の働きは、異性へのセックス・アピールであることがわかります。
しかし、そのニオイも強すぎると悪臭と化してしまうのです。人によっては、アポクリン汗腺から分泌される物質が、より多く、より強い臭いをもって発生してしまうことがあります。これこそがワキガということです。
ワキガを完治させるためには、手術による方法が一般的です。
■生殖器
生殖器にもアポクリン汗腺が多くあり、ここから分泌される物質の臭いをシモワキガといいます。恥垢と合わさって臭いは強まりますが、これは入浴によって消すことが可能です。
女性の場合、カビの一種であるカンジタによる膣炎や、トリコモナスという原虫による膣炎によっても悪臭を放つことがあります。これは主に、主婦がかかりやすいので注意が必要です。
また、生理時にもニオイが発生します。悪臭とは限りませんが、女性にしてみれば気になるニオイといえます。
■足
通気性の悪い靴下をはいたり、ほこりや汗のたまっている靴をはくと、特殊な臭いがします。汗や皮脂がカビや細菌の働きによって発酵した臭いです。多汗症や脂性の人からは特に強い臭いがするようです。
このように、人は身体のいたるところにニオイの発生源をもっています。誰もが何らかのニオイを発しているものです。